今朝、天皇陛下のご葬送が「火葬」に決まったとの発表がありましたね。
もともと「風水」という言葉は、亡くなった方をどう葬るか、その葬り方が書かれた中国の古書「葬書(けいしょ)」の一説からとられた言葉です。
風水にも種類があり、お墓に関する「陰宅風水(いんたくふうすい)」は、一族の繁栄を願って行われてきたもので、日本の古墳文化の中にも活かされてきました。
しかし、この風水は土葬でなければ意味を要さないものなので、今後、この「陰宅風水」が日本で使われることは無くなりました。
今回の件は、1年半ほど前からずっと検討されていたことでしたが、「国民と共に歩まれる」両陛下のお心による歴史的変更なのですね。
伝統とは、受け継ぎながらも、時代と共に形を変えざるをえない部分が出てきます。
私も先人達の知恵の結晶である風水を、今の時代に活かせるように、しっかりお伝えしたいと思います。