家相の基本、鬼門のトイレについてです。
家相なんて別に気にしない…という人も、鬼門といわれると
なんとなく気になる場所ですよね。
昔から、とにかく恐ろしい場所!とみんなから嫌われて、
なんとも可愛そうな鬼門くん。
家相学が日本で確立された時代には、
鬼門のトイレは脳溢血と言われていました。
それは、鬼門の場所である東北は、一日中、太陽光の当たらない場所。
家の中で最も寒い場所だからです。
この寒~いトイレで、朝早く血圧の高い人が、
『うぅぅ~ん』と力んだとすると…どうなるでしょう
ハイ、脳の血管が『パッチ~ン』です。
だから昔の人は、鬼門のトイレを非常に怖がったわけですね
では、現代ではいかがでしょうか??
床暖房で家中あたたか、便座だってポカポカです(時には熱いくらい…)
だから、鬼門にトイレをつくっても大丈夫なんですよ。
だけど、言う人は言ってくるんです。
『お宅、鬼門のトイレじゃ死人がでるわよ…』てな事を
そんな事を言われたら、いい気持ちがしませんよね。
だから、あえて東北にトイレは置きません。
私が間取りを設計する際は、鬼門は物置や書斎にしています。