
風水の視点で土地の「氣(エネルギー)」を見極める方法と、埋炭(太喜)による磁場改良の実践手順を解説します。競売で買った土地で起こる負の連鎖の理由、そして風水埋炭で「凶相地→吉相地」に整えるポイントを要点整理でお伝えします。
|
目次 |
良い土地とは「氣の流れが整っている土地」
風水でいう良い土地は、立地や価格だけでなく、地中の氣(地電流・じでんりゅう)が安定して巡っているかで判断します。安定した土地は住む人に安心感を与え、事業も発展しやすくなります。昔から”イヤシロチ”という表現をされる土地です。
- 地電流=地中を流れる微弱な電気。この電流を流し蓄える値が土地自体にあるかどうかによって、土地の良し悪しが決まります。力の弱い土地に建つ店舗であれば、入れ替わりが多くなり運気の停滞が起こりやすい。
競売に出る土地と「負の連鎖」はなぜ起こる?
実際に競売で家を購入された方からこんなご相談がありました。
|
「身内が競売で相場より安く購入し、その後リフォームして住はじめました。しかし退去の際に元の住人と揉め、不動産屋さんとも揉めたりと色々問題がありました。 引っ越しをして間もなく家族が癌やうつになり、子供達は怪我したりいじめられたりと悪いことが続いています。 また、子供達は凄い反抗期で、家族に攻撃してきたりと、家でも外でも人間関係が悪くなっています。 あの競売で購入した家に引っ越してから、みんなの言動が明らかにおかしくなったと感じています。 私は風水には詳しくありませんが、何か関係があるのでしょうか?」 |
はい、それは競売で購入した家に原因があると言えます。
「競売で手に入れた土地はいずれ競売で手放す」と言われるます。
その背景には、土地自体のエネルギーが弱く、磁場が乱れているケースが少なくないためです。そのような土地に暮らせば、住人は精神的に不安定になったり病気がちになります。人間関係にも問題が生じ、経済的にも支障をきたすようになります。その結果、その土地は競売にかけられる状態に陥るのです。これは霊的な現象やスピリチュアルといった類のものではなく、科学的な要因によるものです。
※「事故・事件が続く/引きこもりがち/店舗が短期で入れ替わる」などは、磁場の乱れサイン。
どう整える? 風水埋炭で土地を再生する(太喜)
お伝えしているように霊といったものによる現象ではありませんので、お祓いをすることで改善が望めるかというと難しいでしょう。私たちが行うのは、実際に土地の磁場を整えるために風水埋炭(ふうすいまいたん)を行います。風水埋炭は、古くから行われている磁場の改善法です。炭を埋設することで、地電流を引き寄せ、その場にとどめて磁場を整える改良法です。現在でも、炭屋さんによる昔ながらの方法で、行っていらっしゃる業者さんもいらっしゃいます。その場合は人が一人入るような大きな穴を掘って、大量の炭を埋めるという手法になります。そうすると、地盤が弱くなり建物を建てる際いは問題がでてきます。また炭も長年の間に土の中に流れでてしまうため、持続性に不安があります。そこで、現代的に手軽にできる埋炭を可能にしたのが、「太喜(たいき)」です。太喜は炭素を約3000度で焼成しているため、その強度はコンクリート以上のものです。長い間、土の中に埋めていても流れてしまうことはありません。半永久的に効果が持続し磁場安定に寄与します。
- 地電流の正常化:土地が安定し、氣が巡る
- マイナスエネルギーの中和:停滞感の緩和
- 環境の活性化:植物の生育・居住快適性の向上
埋設後は、空気の澄みや家族の体調面の安定など、体感的変化を報告される方が多く見られます。人間だけでなく動植物にも効果がみられます。飼っているワンちゃんが精神的に安定して無駄吠えをしなくなったり、ネコちゃんが太喜に体をくっつけてぐっすり眠っている写真が送られてきています。
凶方でも買うべき? 隣地が競売のケース
風水では「隣の土地は凶方であっても買え」という言葉があります。隣の土地を買うことは事業や家の発展につながるとして、ぜひ手に入れてほしい物件になります。ただし時期てきに凶であったり、形が悪かったりするなど、条件に問題がある場合もあります。しかしそれでも、隣の土地は買うことをお薦めします。理由は、磁場改良(埋炭)で凶相地を吉相地に変えられるからです。
実際に、隣地が競売だったケースでも、太喜による埋炭を施し、店舗を拡張して繁盛店へと成長した経営者が少なくありません。
土地の氣を読み、整えることが開運の第一歩
- 良い土地=地電流が安定して巡る土地
- 競売土地は磁場が乱れているケースが多いが風水的改善が可能
- 条件が悪く見える土地も、整えれば繁栄の場に変わる
よくある質問
Q. 競売に出ていた土地は避けるべきですか?
一概に避ける必要はありません。磁場の状態(氣の流れ)を診断し、必要であれば埋炭(太喜)で調整することで、安心して活用できる土地に再生できます。
Q. 埋炭の効果はどのくらいで感じられますか?
環境により差はあります。特に土質の違いが影響します。粘土質や砂などは効果が出るまでに時間がかかるようです。一番理想的な土は、真砂土で数週間〜数か月で空気感や植物の生育、人の体感に変化を感じる事例が多いです。


箱嶌李風(風水家相士・二級建築士/宅地建物取引士/有限会社タオコーポレーション代表)。
風水鑑定・家相設計を専門に、住まいと事業の運気アップをサポート。