家相図の見方として、まずどこまでが家なのかを判断します。
⑴家相図①のオレンジ色で囲まれた範囲が家となります。
家とは内側から鍵がかけられる範囲で、家の中の「気」を保てる空間です。
濡縁やポーチ、ベランダなどは家の外になります。
<家相図①>
⑵オレンジ色に囲んだ家の範囲で、張りと欠けを判断します。
緑色で囲んだ北のトイレ、東北の玄関は、大きく欠けた凶相です。
欠けた場所には力がなくマイナスに作用しますので、できるだけ
作らないのが理想です。
⑶ピンク色で囲んだ南西の茶の間は、一辺の3分の1以下に程よく張り出した
理想的な吉相です。
茶の間の幅 2,730㎝
建物全体の幅 10,920㎝
このような理想的な大きさの張りとなる場合は
張り(プラス)のみが存在して、欠け(マイナス)は存在しないと見ます。
したがって、緑色の線を引いた南の居間、東南の客間は
欠けにはなりません。
南西の張りによるプラスの効果のみを得ることができます。